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自分の中の悪魔。

2018年6月30日育児早坂道子

 

それって、「叱る」? それとも、「怒る」?

今日は自戒の念を込めて。。。(涙)

 


 

仙台市泉区南中山
リトミックとピアノの教室

『仙台みちこミュージック』

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最近、息子を叱ることが多い。

反抗期に入って、言うことを聞かない。

こちらの思う通りに動いてくれない。

 

予定の時間ギリギリなのに!

なんでダメって言ってることやるの!!

そこ触ったら汚いって言ってるでしょ!!!

 

 

 

…お気づきだろうか?

これは、すべて私の都合、私のルール。

 

そしてもう1つ。

これは「叱る」ではなく、「怒る」。

 

つまり、自分のイライラを吐き出すために行っている行為。

 

「叱る」ことは、教育上必要なこともある。

危険な時、人に危害を加えたり、迷惑をかける恐れがある時など。

「叱る」ことの特徴は、叱りながらも、冷静さをもっていられること、だと私は思っている。

 

でも、怒っている時は、冷静さなんてぶっ飛んでる。

すごく感情的。

 

子どもを産んで、子育てが始まって、私はよく怒るようになった。

それでも、なるべく怒らないように、叱らないように、努力してきたつもり。

だけど、反抗期に入った近頃、私のペースが乱されたり、私のルールが守られなかったりすると、

とってもとってもイライラする。

そして、声を荒げて怒ってしまう。

 

初めて息子に怒鳴った時、

自分で自分にびっくりした。

どこからこんな大きな声が出るんだろう。

そして、すぐに後悔した。

息子はびっくりした顔をして、シュンとしていた。

こんなに小さくても、怒られているってわかるんだ。。。

こんな小さな子相手に、怒鳴りつけてしまった。

ごめんね、ごめんね、と何度もあやまった。

 

それなのに、それ以来、怒鳴ることが増えた。

息子の行動がひどくなったわけではない。

一度怒鳴りつけてしまったことで、自分の中の、

「子どもには怒らないように」

という足かせが外れて、ハードルが下がったのだ。

 

そして、つい先日。

夕方から夜までのワンオペタイム。

お風呂にも1人で入れなきゃいけないし、ごはんも作って食べさせなきゃいけない。

自分のごはんも食べなきゃいけないし、薬も飲ませて、歯磨きもして、

早く寝せなきゃ。

という状況の中で、

お風呂に入れている時にそれは始まった。

お風呂に入って、上がって、私が体を拭いている間に、息子はべたべたとあちこち触る。

私は潔癖なので、それがすごく嫌。

お風呂に入って、せっかくきれいになったのに。

お風呂場なんて、あちこち汚れているのに。
(掃除してても、お風呂場ってすぐカビ生えたり、ぬめったりするから)

それで、イライラ。

 

次はごはん。

キッチンで準備をしていると、息子が寄ってくる。

危ないので気が気じゃない。

ちなみに、リビングとキッチンの間にゲートがあるけど、もはや自分で開けて入ってくるので、どうしようもない。

触るなと言っても触るし、あれやりたい、これやりたいとごねられ、ますますイライラ。

さあ食べましょ、となっても、食べない。

テレビをつけろと要求される。

なんだかもう無性にイライラして、

もう自分でも抑えられなくて、

怒鳴り散らしてしまった。

最初は「ママ、あぷー」と言って、ヘラヘラしていた息子も、

ついに追い詰められて、

「わーーーーーん!!」

と泣き出した。

 

そこでようやくハッとした。

1歳児相手に、何やってんだ、私。

すぐに息子を抱きしめてあやまったけど、

後悔の嵐。

 

そして、私はこの時、恐ろしいことに気が付いてしまった。

 

「私、この子の怯えた顔を見て、少なからず快感を覚えている。」

自覚した瞬間、ゾッとした。

自分はこの子を虐待してしまうのではないだろうか。

私の中には悪魔が棲んでいる。

自分が恐い。

そう思った。

 

藁にもすがる思いでネットで検索してみると、

そういうママが他にもいることがわかって、ちょっとホッとした。

いやいや、ホッとしている場合ではないのだが。

ものすごく冷静に考えてみると、

多分、聖人君子で限り、

誰の心にも、多かれ少なかれ、

「弱いものいじめ心」

というのがあると思う。

例えば、クラスでちょっといじられている子がいて、

いじっている子に便乗して一緒にからかってしまう。

とかね、多分、多少はあるんじゃないかと思う。

心理学的な分析はさておいて、

そういう時って、ちょっと気持ち良かったりするんだよね。

人間の心にはやっぱり「善」と「悪」が両方あるのが普通で、

自分の心にも「悪」がいるんだってことを自覚してないと、

大変なことになってしまう。

そんな気がする。

 

初めて息子を怒った時、

「私のやってることって、弱い者いじめだな。」

って思った。

それなのに、

怒るのをやめられなくて、怒鳴ることもやめられなくて、

なんだかとってもひどい、自分がみじめになるようなことをしてしまった。

そして、息子の怯えた顔に快感を覚えるなんて、私はなんて恐ろしい人間なんだ。

 

でも。

多分、これって、特別なことじゃない。

誰にでも起こりうること。

だから怒っていいってことじゃなくて。

やっぱり「怒る」ってことは良くないと思うし、

まして、人格形成期の大事な時期に、子どもを否定するようなことはなるべくしたくない。

どうしたらいいんだろう、と考えて、とりあえず出した答えは、

「自分がごきげんでいられるようにすること」

と、

「あきらめること」。

 

いいお母さんでいたいけど、

できないものは仕方ない。

 

自分の思い通りに子どもが動いてくれなくても、

自分のルールから子どもが外れても、

「子どもってそういうもんだよな」と、ハナから期待しない、あきらめる。

 

それでもイライラすることはあるけど、

これで大分抑えられてます、今のところは。

 

子育てって、ほんと、修行。

 

自戒の念ついでに、次回は「怒る」「叱る」の弊害について書きます。

 

こんな私だけど、息子のことはとっても愛しています。

それは嘘じゃないのよーーー(T_T)

 

毎日がんばっているママさんたち、共に癒されませう。

ってことで、

 

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早坂道子
早坂道子
https://sendai-rythmique-music.com/
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